奈々福・南照 二人会のご報告

私、南照にとりまして、至福の時間でした。月曜夜に山本能楽堂までお越しくださいました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。講談師が講談と銘打って、講談をしないで一人語りをしました。「いいかなあ」「ブーイングでないかな」と引く気持ちもありましたが、

井上ひさし「不忠臣蔵」から「橋本平左衛門」を読みたい気持ちは、動かしがたく、私を理解してくださる方々のお顔が次々に見えて、「わかってもらえるはず」と思い切った確信犯です。生きるとは何か、死ぬとは何か。こんなお話に出会ったら、読まずにはいられない。秋の独演会にも(10月29日)かけたいと思っております。

また、今回これに踏み込めたのは、奈々福姐さんとできる機会は、天からのプレゼントで二度とないであろうから、「井上ひさしを読んだ講談師」と、奈々福姐さんの記憶に残りたいという思いもありました。大変お忙しい、溢れるエネルギーの玉川奈々福姉さんと、同じ舞台に立てたことに、心より感謝しております。この企画を考えて準備に汗を流してくださった花福座の花様に御礼申しあげます。ありがとうございました。

師匠! 私、また、やりましたよ(笑)

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